ボックス
VagrantではOSを1からインストールしなくて済むようにベースイメージを利用することができます。Vagrantではこのベースイメージのことはボックスと呼びます。ボックスはOSのスナップショットイメージを固めたtarボールです。
ボックスの恩恵
- 概して30分は要するOSのインストールを省略できる
vagrant destroy
からvagrant up
を繰り返すことが容易(やり直しが容易)にできる
- OS環境を容易に合わせることができる
vagrant package
でオリジナルのボックスを作成できる
vagrant up
で毎回インストールするミドルウェアなどをインストール済みのボックスを用意することで構築時間を短縮できる
ボックスのダウンロード
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| vagrant box add centos7-x86_64-minimal https://f0fff3908f081cb6461b407be80daf97f07ac418.googledrive.com/host/0BwtuV7VyVTSkUG1PM3pCeDJ4dVE/centos7.box
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ボックスの管理
ダウンロード済みのボックスの確認
Vagrantではボックスをユーザ毎にグローバルに管理します。デフォルトでは、~/.vagrant.d/boxes
以下にボックスごとに保存されています。
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| $ ls ~/.vagrant.d/boxes/
CentOS-6.5-x86_64 centos7-x86_64-minimal
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ボックスの保存先はVAGRANT_HOME
環境変数をセットすることで変更可能です。
ボックスの削除
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| vagrant box remove centos7-x86_64-minimal
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| vagrant box remove --provider virtualbox
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